もったいないキッチンという好きな映画があるのですが、私の今年のクリスマスは「もったいない」クリスマスディナー。ほとんど買い物しないで、冷凍庫から発掘された材料で作りました。
とはいえ、やはり華のあるお料理も欲しいので、冷凍庫に常備してある鴨肉とポルチーニで、鴨ロースのポルチーニクリームソースを作りました。
冷凍してあったサーモンとディルソースは合わせてディップに。
やりいかは自家製生胡椒ベースのソースでさっと炒めて。
金目鯛の半身はソテーして、花椒を効かせたネギのピリ辛ソースで。
豚挽き肉は玉ねぎとパクチーと焼売の具のようにしてピーマン詰め。前日のターキーグレイビーで味付けしました。
ぶりの切り身は同じく冷凍してあったアメリケーヌソースにクミンやコリアンダー、ターメリック、ジンジャーを加えて赤青ピーマンと煮込みました。
ビーツのスープは写真撮り忘れ。こちらは新じゃがのかぼちゃ豆乳グラタン。かぼちゃはパンプキンパイを作った残りです。
デザートはチョコレートチーズケーキの苺乗せ。苺は買いましたが、チョコレートは頂き物を溶かして、そのチョコレートの飾りをケーキの飾りに。生クリームの代わりに前日作ったパンプキンパイ用のエバミルクを利用。
食材が余ると冷凍するけど、お客様に冷凍素材は出したくないので(鴨肉と天使海老は別)新たにフレッシュな食材を買う。余るとまた冷凍する、というスパイラルに陥っていました。一人だとそんなに量食べないので、冷凍を解凍することもあまりなく。
クリスマスディナーにうちの冷凍庫から発掘されたものを使うって失礼かなとも思ったのですが、今日は発掘食材で作ります、ご免なさい、と宣言し、無駄なく食材を使うことができました。「もったいない」クリスマス、いろんな意味で良かった。
でも来年は、鴨肉と天使海老以外は冷凍しない、したら数日中に食べきる、を我が家の新しいルールにしたいと思います!